前回の「
ドコモ電話帳サービス(2) 沈静化成功?」で電話帳サービスの電力消費具合の測定に失敗したので再チャレンジ。
電話帳サービスが動いていると、動いていない場合と比較して2.3倍電池が減る、という結論になった。
と、いきなり乱暴な結論を書いてしまったが、今回の実験は条件がいい加減だったりするので、そのつもりで読んでもらえたらありがたい。
まず、以下がBatteryMixでのバッテリーの推移。なお、この絵は分かりやすくするために数字を入れるなど多少加工している。
実験は、端末を再起動して「電話帳サービス」の停止とBatteryMixのログを削除したところからスタート。
この時点では電池残量86%。「電話帳サービス」が停止したまま状態で約8時間ちょっと経過して76%まで電池が減少(その間、僕は睡眠中。。。)
で、電池残量76%のタイミングで「電話帳サービス」が起動した。
これは、意図的に起動させたわけではなく、たまたまspモードメールを受信してしまい、これをトリガーに「電話帳サービス」が起動したようだ。
その後、約3時間弱経過して電池残量67%まで減少。CPUの負荷も増しているように見える。
以下の図が、同じ時間軸での稼働プロセスの状況。
途中「ドコモあんしんスキャン」が動いてしまっているが、ここではあまり関係ないので無視。
9:00くらいのタイミングからspモードメールと「電話帳サービス」が動きだしている。
で、以下の図が、上記のバッテリーの推移と稼働プロセスの図を画像編集ツールで合成したもの。
若干、時間軸がズレてしまっているがご容赦を。
やはり、「電話帳サービス」の動作開始と共にバッテリーの消費が激しくなると見てよさそうだ。
この結果から「ドコモ電話帳サービス」が動くとバッテリー減少が激しくなるということがはっきりさせることができたので、個人的にはスッキリ。
まぁ、スマホなんてずっと静止状態で置いておくわけではないので、この消費電力差が実使用上どの程度影響するかについては個々人の使い方によるところが大きいわけだが、やはり、何の役に立つか分からない「電話帳サービス」はなんとか止めてしまいたいと思ってしまう。
テーマ : Android
ジャンル : 携帯電話・PHS